①クリニック受診のタイミングと通常生活復帰の目安
3か月未満の赤ちゃんでは発熱時には速やかに受診しましょう。
3か月を超えた赤ちゃんでは、高熱があってもミルクや母乳の飲みがいつもどうりでご機嫌もほぼ良好なら翌日の受診で大丈夫でしょう。また、赤ちゃんでは発熱がなくとも機嫌やミルクの飲みがいつもと違う場合には速やかな受診が必要です。
1歳を超えたお子さんなら発熱が2~3日間続いても、水分補給やミルクでおっしこ(尿)の回数がいつもどうりなら原則的にお家で様子を見ていて大丈夫ですが、咳や鼻水、下痢などの症状が伴う場合には、それらの症状を抑えるクスリが必要です。
通常生活に戻しても大丈夫との判断の目安は、発熱に関しては24時間平熱が続けば保育所への復帰もOKです。
その他の症状を伴うときは症状が生活に支障がない程度になればやはりOKです他建市、インフルエンザやおたふくかぜ、水痘などの場合は、他への感染性がなくなってからとなり、平熱が24時間続くだけでは駄目です。
病名 | 出席停止期間 |
インフルエンザ | 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで。 |
百日咳 | 特有の咳が消失するまで、または5日間の適切な抗菌療法が終了するま。 |
麻疹 | 解熱をした後3日を経過するまで |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) | 耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が始まった後5日を経過し、かつ全身状態が良好である事 |
風疹 | 発疹が消失するまで |
水痘(みずぼうそう) | すべての発疹が痂皮化するるまで |
咽頭結膜熱(プール熱) | 主要症状が消退した後2日を経過するまで |
結核 | 学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで |
髄膜炎菌性髄膜炎 | 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認められるまで |