④夏風ヘルパンギーナ Herpangina
典型的には、突然の発熱(高熱)と咽頭痛で発症し、口蓋垂の周囲の発赤や水疱、口腔内の水疱、出血斑などを伴います。潜伏期は、2-7日で、飛沫で感染します。高熱による倦怠感や口腔内の痛みなどから、食事や水分を十分にとれず、脱水になることもあります。
まれに髄膜炎や心筋炎を起こすことがあります。頭痛や嘔吐、発熱が続く場合は受診して下さい。
主にコクサッキーウイルスが原因ウイルスです。治った後も3~4週間は便にウイルスが排泄されることがわかっており、トイレ後の手洗いが大切です。