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診療案内

Medical

小児科

Pediatrics

お子さんの咳や鼻水、急な体調不良はもちろん、症状は軽いけど続く場合、普段から気になっている症状がある場合など、遠慮なくご相談ください。何科に受診すれば良いか迷っている場合なども、気軽にお尋ねください。気になる皮膚の症状や便の色などは、自宅で写真(写メ)を撮ってきて見せていただくと診断の助けになります。

当クリニックで行っている検査

① 血液検査

発熱が続き、抗菌薬(抗生物質など)の使用の必要性を判断する一助として、白血球の数や種類、炎症反応の程度を調べるため、血液を採取します。また、アレルギーの病気で、アレルゲンを調べるために行うこともあります。

② 迅速診断検査

特定の病原菌等を検出することで、診断に役立つもので、口の中や鼻咽頭を綿棒で粘膜表面物質を採取します。5~30分で結果がでます。溶連菌や新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、マイコプラズマなどによる病気を疑ったときに行います。いずれの検査も20~30%の偽陰性が存在します。

③ 尿検査

膀胱炎や血尿、蛋白尿など尿路系の病気を疑った場合や脱水の程度を判断する際に行います。
トイレで、尿コップを使用して採取、あるいは乳幼児では、尿パックを貼って採取します。必要に応じて、早朝尿を持参してもらうこともあります。

④ アレルギー検査

1)皮膚テスト(プリック検査)

皮膚を使ってアレルゲンを見つける検査です。市販の各種アレルゲンエキスだけでなく、果物や野菜など実際にアレルギーを起こしたと考えられる食材を使用して検査することも可能です。エキスを滴下した後、プリック針で皮膚を押さえます。
15分後に発赤や膨疹が出現すれば陽性です。当クリニックでは、生後3~4か月から行っています。痛みもなく簡便な検査です。

2)食物経口負荷テスト

実際にアレルギーを起こしたと疑われる食物を摂取して、同様の症状の出現の有無で診断します。一番確実な診断方法です。しかし、多くは実際のエピソードから診断されます。また、診断が確定したアレルゲンを少量から摂取して感受性を鈍らせる治療(経口免疫療法)としても使われます。

3)肺機能検査

年長児や成人の喘息の状態を把握するのにスパイロメーターを使用します。

⑤ スポットビジョンスクリーナー(SVS)検査

下記機器をつかって、屈折検査を行っています。当クリニックでは6~7か月健診の際に行っています。弱視の早期発見と治療のためです。光を当てるだけで痛みはありません。

夜間・休日に具合が悪くなった場合

  • 生後3か月未満の赤ちゃんの高熱
  • 顔色が悪く、ぐったりしている。呼吸がおかしい
  • 激しく泣き、あやしても泣き止まないでぐずっている
  • 眠ってばかりで呼びかけてもすぐ眠る
  • 水分を受け付けない。おしっこが半日ぐらい出ない
  • 嘔吐や下痢を繰り返し、ぐったりしている
  • 発熱4日目以降の方

症状や時間帯によって、当クリニック近辺の下記病院への相談・受診をお願いします。

世田谷区医師会付属子ども初期救急診療所

03-5301-0899

平日 19:30~22:00
土曜 17:00~21:30
日祝 09:00~11:30
          13:00~21:30

中目黒休日診療所

03-5721-6110

休日 09:00~11:30 / 13:00~16:30

鷹番休日診療所

03-3716-5311

休日 09:00~11:30 / 13:00~21:30

東邦大学医療センター大橋病院

03-3468-1251

平日 19:15~22:15

東京医療センター

03-3411-0111(24時間対応)

日本赤十字社医療センター

03-3400-1311(24時間対応)

国立成育医療研究センター

03-5494-7300(24時間対応)

東京小児科医会「子どもの事故・予防と対応」パンフレット

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登園・登校停止の病気

他の人に移しやすい病気(インフルエンザ、新型コロナ、はしかなど)についてはそれぞれ期間が設けられていますが、いわゆる風邪の場合も、24時間熱のない期間が続いてから、集団生活に復帰するようにしましょう。治癒証明が必要な方お持ちください。

罹患しやすい病気の登園・登校の目安

インフルエンザ 発症した後5日、かつ解熱した後2日を経過するまで。
幼稚園児に関しては、発症した後5日、かつ解熱した後3日を経過するまで。
(解熱を確認した日を0日とし翌日を1日目として数えます)
溶連菌感染症 熱が下がり、有効な抗生物質を1~2日間内服してから。
咽頭結膜熱 熱が下がり、咽頭痛、結膜炎がなくなった後、2日を経過してから。
手足口病 発熱がなく、元気になってから(発疹は含まない)
伝染性紅斑(リンゴ病) 発熱がなく、元気になってから(紅斑は含まない)
水痘(みずぼうそう) すべての発疹がかさぶたになってから
おたふくかぜ 耳下腺などの腫脹が始まった後5日以上経過し、全身状態が良好になってから
ヘルパンギーナ 熱が下がり、食事も充分にとれ、元気になってから
流行性角結膜炎 伝染のおそれがなくなったら
新型コロナウイルス 発症後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで(無症状の感染者の場合は、検体採取日を0日目として5日を経過するまで)

アレルギー科

Allergy

現在、国民の3人に1人が何らかのアレルギーの病気を有していると言われており、アレルギーの病気に悩む人が増えています。
小児に認められる主なアレルギーの病気は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどがあります。鼻水やくしゃみが続く、原因不明の湿疹がある、ある特定の食物を摂取すると蕁麻疹が出るなどという場合は、アレルギーの病気が疑われますので御相談ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、『強いかゆみ』を特徴とする湿疹を繰り返す皮膚炎です。赤ちゃんでは2か月間続いている場合は、乳児湿疹ではなくアトピー性皮膚炎と診断します。アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚バリア機能(水分の保持など外部からの色々な刺激から皮膚を守る機能)が破壊されています。そのため『かゆみ』も強く感じます。ですから、治療としてはこの破壊されたバリア機能の回復が必要です。その対策として一番にスキンケアです。①スキンケア、②悪化因子の把握と回避・除去、③アレルギー炎症を抑えることの三本柱が重要です。とりわけ皮膚が薄く、弱い乳幼児にとっては、日々のスキンケアが大切です。また、乳幼児では悪化因子として食物が強く関与することも多く認められます。
そのような点にも配慮しながら、ステロイド外用薬や経口抗アレルギー薬を必要に応じて併用します。さらに、もう一つ欠かせない大切なことは、周りを取り巻く家族の理解と協力です。このような治療対策で、日常生活に支障ないこども生活が送れるようになります。

さらに、食物アレルギーも母乳や離乳食を通しての刺激だけではなく、皮膚を通しての刺激により発症することも解ってきました。日本の住宅のハウスダストの中には卵蛋白や牛乳蛋白など食物蛋白が含まれることも判明しています。ステロイド軟膏を含むスキンケアで皮膚を整えることは非常に有効な治療となります

気管支喘息

長期管理薬の服薬や吸入を続けます。幼児では暴れまわったり、走ったりしても大丈夫な状態を維持することが治療を緩める最低条件です。丸3年間無症状が続けば治癒と考えられます。

アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎

スギ花粉症の乳児例も報告されています。
治療として、身の回りからの原因の除去・調整です。併せて、抗アレルギー薬の服薬や点鼻、点眼薬が使われます。年長児で鼻炎症状が強く、服薬期間が長い場合には、スギやダニアレルギーによる鼻炎では、舌下免疫療法という根本治療も考慮すべきです。

食物アレルギー

食物アレルギーは、ある特定の食べ物を摂ったあとにアレルギー反応があらわれる疾患です。乳幼児の5~10%、学童期の1~3%が食物アレルギーを持つと考えられています。多くのお子さんは、成長とともに腸管が発達して、徐々に原因食物が食べられることが多くなります。
食物アレルギーの症状は身体のどこかだけにあらわれる場合もあれば、全身に複数の症状があらわれることもあり、この状態を「アナフィラキシー」と呼びます。皮膚(蕁麻疹、発赤など)、消化器(腹痛、下痢、嘔吐など)、目(充血など)、呼吸器(くしゃみ、鼻水、咳、呼吸困難など)、神経(頭痛、意識障害など)があらわれます。上記の症状が強くあらわれて、さらに血圧の低下や意識障害などを伴う場合を「アナフィラキシー・ショック」と呼び、生命の危険にまで及ぶことがあります。
食物アレルギーの診断には、まずは症状が出た時の状況や家族歴などの詳細な問診を行います。その後、疑わしい食品に対し、血液検査や皮膚テスト、食物経口負荷試験などを行います。過去にアナフィラキシー・ショックの経験があり、体重が15kg以上のお子さんには、緊急時に備えてアドレナリン自己注射(エピヘン)を携帯させることも必要です。

アレルギー発症予防の取り組み

アレルギーは、ご両親から受け継いだアレルギー(アトピー)体質と皮膚や気道の過敏性(弱さ)の上に、身の回りの環境(母体環境、食事環境、生活環境など)の影響を受け発症します。
 アレルギー体質を増悪させず、アレルギー症状を出現させない対策として、腸内環境を整えることでアレルギー体質を改善させることが可能です。赤ちゃんが生まれた早期から腸内の乳酸菌類を増やすべく、経口摂取する。もう一つは、アレルギー感作が食物アレルギーでも、皮膚を通して起こることも解かっています。また、日本の住宅のハウスダストの中には、卵蛋白など食物蛋白が含まれることも判明しています。このようなことから、赤ちゃんの皮膚バリアの健康維持(スキンケア)と赤ちゃんの栄養など身の回りのアレルゲン物質(食物、ダニ、動物など)の調整(環境調整)がダニに対する感作を防ぐだけでなく、食物アレルギーの予防、改善にもつながります。
 当クリニックでは、生まれたあと早い時期からのスキンケアの開始と乳酸菌の投与、環境調整を行うアレルギー発症予防対策を行っています。これによりアレルギー発症予防、軽症化につながるものと考えます。

予防接種

Vaccination

生後2か月から予防接種を開始しましょう。
予防接種を希望される方は、あらかじめ窓口か電話で予約をお取りください。
ご不明な場合はお問い合わせください。

予防接種について詳しく

乳幼児健診

Infant healthcheck

乳幼児健診は、万が一病気にかかっている場合に早期に発見する機会にもなりますが、お子さんが健やかに、元気に成長するお子さんの様子を確認することで、ご家族を含めた全ての人が安心して子育てできるようにサポートすることが目的です。
そのため、日頃の子育てに関して、疑問を持っていることは、どんな些細なことでも気軽に相談してください。
お子さんの成長を正確に評価するためには、お母さん、お父さんの情報がとても大切です。できるだけたくさんお子さんの様子を教えてください。

当クリニックで行っている健診

  • 6~7か月健診
  • 9~10か月健診
  • 1歳6か月健診(世田谷区)
  • 月齢、年齢にかかわらず健康診断を行います(自費診療)

乳幼児健診の時間

当クリニックでは、できる限り感染リスクを減らせるように、乳幼児健診の専用時間帯を一般外来とは別に設けさせていただいております。

ご持参いただくもの

  • 保険証/医療証
  • 母子手帳
  • 乳児健康診査受診票(※受診票がない場合、健診を受けられませんのでご注意ください。)
  • おむつ